何度訪れてもホッとする庭です。夏は 茂り過ぎる程で、植えすぎた感じもありますが、豊島区の過酷な夏に この一帯だけは涼しいのです。都心の夏の外作業は過酷を極めます。このスペースは 労わりに満ちた癒しの空間として 私をもてなしてくれます。下水道から湧き上がる蚊の大群も心地よさに 住み着くのが問題で、埋めてしまった水域の怨念を感じます。ハハハ・・・ 温度上昇が熱帯病を媒介する日に備え、下水道管理を見直してもらいたいと考えます。
 施工当時から詰め込んで作った庭ですが、当初は ゆったりと作ったはずの園路も、植物に押され・・・ 未熟さも詰まった庭となりました。大学受験に挫折した20歳の頃、造園会社で働きながら、語学を克服しようと通った学校の 同窓生として お施主様と知り合いました。当時は夢ばかりで中身が無く、仲間達と夢ばかり語り尽くす日々が続きました。月日が経ち、その頃ガーデニングブームを引き起こそうとしていた造園会社の専務とのご縁で、専務の会社に置いてもらえる事になります。寮生活に加わり、社員にはなれませんでしたが、入社早々、デザインや施工を任され睡眠時間意外は独学を重ね働く日々が続きました。その頃にお施主様からお庭を相談され、会社を紹介したところ、知人であれば 自分でやりなさいと言う 専務の進めで、見積もりを習い、全てを自分でまとめる事になりました。その後水漏れ騒ぎを中心に色々な問題も起こり 気をもむ時期もあり、勉強になりました。社員で無い私の立場は、これらを会社に負担させられないと言う強い責任感に変わり、仕事時間外の時間を使い、修繕に通う夏の一時を今も忘れません。早朝、小滝を一段ずつ、流れ出しをずらしながらの小滝の石組みのチェックを行ない、溜まり部分の水位のチェックなど時間の必要な作業でした。一回目は、配管周りの漏水であり、その後再び問題発生時は、なんと植物の蒸散が原因でした。水場を語る上で多くの基礎知識を養う場となりました。今では当時の苦労も良い思い出となり 私の自信の一つとして体に刻み込まれております。好きでなければ続けられない仕事だと思います。好きを続けさせてくれた家庭環境に感謝を致しております。
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